地鎮祭
地鎮祭とは新しく家や会社を建設するとき、着工の前に工事安全とその家や会社の繁栄を祈念して行うお祭りです。神職が現地に出向き、神籬(ひもろぎ:仮の神殿)を立てます。参加者は玉串を捧げ、工事安全や家内安全を祈ります。
忌鍬(いみくわ)の儀式は、工事の開始を神さまに報告するもので、一般に施主が行います。木製の鍬で盛砂に3回鍬入れするものです。お祭りの時間は全部で15~20分くらいです。
●地鎮祭で施主が準備するもの
・献饌品(お供え物) 米 (一合)、水 (一合)、塩 (100g程度)、 海のもの1、2種類(鯛または出世魚1尾頭付、鰹節、スルメ、昆布等、 暑い時期で生ものが腐りそうな場合は用意しないこともあります。)、畑のもの3種類程度(大根、さつまいも、人参、蓮根、菜物等)、果物3種類程度(りんご、みかん、梨、ぶどう、柿、バナナ等)季節のもの、紙コップ
・初穂料 個人宅:2~3万円程度、 会社・工場など規模が大きなもの:3~5万円程度
●地鎮祭で施工者、建築業者が用意するもの ・地縄、・笹竹(4本)、・盛砂、状況によって、テント・椅子など
●原則として神社で用意するもの ・鎮物 ・注連縄(しめなわ)・大幣 ・切幣 ・玉串 ・紙垂(しで) ・祭壇 ・鋤、鍬